学長挨拶
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、こうして全地区ご来場いただける形で開催できますのは2年ぶりとなります。今年度の開催を大変嬉しく思うとともに、ご来場の皆様に心より御礼申し上げます。学生の皆さんにとって、大学での学びの場は教室や研究室の外にも広がっています。理大祭では、課外活動や研究の成果発表、模擬店、展示など様々な企画が行われることと思います。学生の皆さんは、企画の立案から当日まで、友人や部員、関係者、ご来場の方々など多くの人と接することになります。こうした経験の中で、豊かなコミュニケーションから人とのつながりが生まれ、新しいことを学ぶ楽しさが見つかることを期待しています。それと同時に、理大祭を通じて得た新たな知識や体験により、自分の価値を高めることに繋げてほしいと思います。準備の過程では困難もあったと想像しますが、それを乗り越え、企画が実現した達成感は皆さんに大きな自信を与え、今後大きな力になると確信しています。
また、理大祭は大学をご覧いただく貴重な機会でもあると考えています。卒業生や地域の皆様をはじめ、本学にご興味をお持ちいただきご来場いただいた皆様に現在の東京理科大学を知っていただければ幸甚に存じます。
最後になりますが、関係者の皆様のご尽力に感謝を申し上げるとともに、今回の理大祭が学生の皆さんにとって、そしてご来場の皆様にとって心に残るものとなりますことを祈念いたします。
石川正俊
委員長挨拶
この度は、第74回東京理科大学神楽坂地区理大祭のパンフレットをご覧いただき誠にありがとうございます。実行委員長を務めさせていただいております野崎未佳と申します。今年で74回目を迎える神楽坂地区理大祭のテーマは「Spectrum」です。この「Spectrum」という言葉は、分光学や物理学などの理系分野において用いられる用語です。私たちはこのテーマに、様々な色を持つ一人一人を尊重していこうという思いを込めました。
さて、今年度は事前収録型の企画や対面企画を織り交ぜた形で祭典を開催する運びとなりました。現在の実行委員会を構成する学生の多数は新型コロナウイルスの影響により対面での理大祭を経験したことがありません。そのため分からないことも多い中ではありますが、たくさんの方のご協力を賜り、3年ぶりの理大祭対面開催に向けて楽しく活動することができましたことを嬉しく思います。祭典当日には、アンバサダー企画などのステージ企画や、理系大学ならではの企画などを催します。「with コロナ」が叫ばれる今だからこそ、私たちの力を結集させましたこの理大祭を、皆様 に安心してお楽しみいただけたら幸いです。
最後になりましたが、神楽坂地区理大祭の開催のためご尽力いただいた企業の皆様、大学関係者の皆様、地域住民の皆様、卒業生の皆様、参加団体の皆様、並びにご尽力いただいたすべての方々に、実行委員会を代表して心より感謝申し上げます。この理大祭が皆様にとって楽しい時間になりますことを祈念して、私からの挨拶とさせていただきます。